2005年11月21日

喪服用草履とバッグ

こんにちは。
とってもお天気のよい月曜日でしたが、
朝、とても悲しい出来事がありました。

大好きだった保育園の先生の
訃報が貼り出されていたのです。

子供たちには、
どれくらいわかっているのか、
相変わらずのにぎやかな保育園のざわめきが、
とても遠くで聞こえるような気がしました。

保育園との関わりも、
もう十年を超え、
お友達がなくなったり、
先生がなくなったり、

こんなこともあるなんて、
本当に辛いです。

今、自分は、
一日一日を大切に生きているか、、、
って、

何だか忙しさに追われるばかりで、
子供たちにも文句ばっかり言っているような
自分がいたりして、
そんな問いかけを、
長いこと忘れていたかもしれないと
ふと振り返る気持ちになりました。

ちょっと沈んだ気持ちの
今日は、少し前に撮影した
喪服用の小物をご紹介しておくことにします。

<本日のショット>


今日は少しだけ、
不祝儀の装いについて
お勉強してみました。

<喪の装い>

 正装、準礼装、略礼装と三種類に分かれます。

 正装・・・黒羽二重か黒縮緬に五つ紋を染め抜いたもので、
      帯は黒の繻子(しゅす)地や紋意匠織りの袋帯か
      名古屋帯をあわせます。
      帯揚げ、帯締め、バッグ、草履などの小物も黒で統一。
    これは主に葬儀の装いになります。

 準礼装・・・黒喪服に色喪帯か、色喪服に黒喪帯。
    告別式だけに参列する場合や、通夜法事に招かれた時などに用います。
    黒喪服の正装ではちょっと大げさかなと思うとき、帯だけを替えると
    落ち着くでしょう。
    
 略礼装・・・無地や無地感覚の着物に、喪の帯を締めます。
    故人とあまり親しくない方で、自宅で行われる通夜や告別式の
    お手伝い、法事などに参列する場合には、略礼装が落ち着きます。


<喪の髪型と髪飾り>

 喪は突然のことですから、自分でできる髪型を覚えておくと役立ちます。
 長い髪なら、後ろで上下二つに分け、下の束を結び、内側へ
 ねじこんでピンで押さえ、上の束をその上からぐるりと巻いて、
 ピンをうちます。
 
 肩ぐらいの長さなら、両側をひとつかみずつ残して、残りを束ね、
 ピン打ちしてから両側に取った毛を合わせます。

 喪の髪型は、清潔感が第一。
 髪飾りも真珠や翡翠(ひすい)などの控えめなものを。


             参考引用文献は「きものTPO」(世界文化社)他です


それでは、最後に、喪服小物などに関するページをご紹介して、
本日は終わりにします。

喪服・喪服小物

先生のご冥福を心からお祈りいたします。