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2005年11月30日

落ち着いた地色のメルヘン♪

こんにちは!
振袖用の袋帯って、本当に豪華でうっとりします。

撮影のときは、けっこう必死なところもあって、
今また、あらためてみると、
本当にすてきだな〜とほれぼれしちゃうかんじです。

今日ご紹介するのは、地色は落ち着いていて、
それでもメルヘンチックな雰囲気をだしている、
本当に豪華な一本です。
ギャラクシー銀河ですな^^。(笑)

<本日の名ショット^^>


いかがですか?

全体的にみると、まるで、しゃぼん玉の中に
お花が入っているようにも見えますね〜。

近くで見ても、金糸が本当にきれいです。

本日ご紹介した振袖用袋帯はこちらです♪

このシリーズは、帯の長さが少し多めにとってあって、
体格の良い方でも裏の部分が出ない、というだけでなく、
帯結びも、本当に豪華にアレンジすることができる、
すぐれものなんですね〜〜〜。(うれし涙)

また明日からも一本ずつ、コメントします。
楽しみにまっていてくださいネ♪

おお〜、ナント今日で11月が終わる〜?!

あ、ありがとうございます!

2005年11月29日

パステルカラーがカワイイ♪

こんにちは!
今日着物問屋さんには、一日中お客さんがいらっしゃいました。
お客さんといっても、こちらがパソコンのことで
いろいろとお世話になっていう感じでしたが、
本当にありがたいことですぅ〜^^

物忘れの話で盛り上がってしまう年代となりましたが(笑)
って、まだまだ〜、
と喝を入れる私でありました。
(本日からは、また反物と格闘♪)

それでは、今日は、
オフホワイト地にパステルカラーがとってもかわいらしい、
この2本を、一緒にご紹介しますね。

<本日の名ショット^^>

二つ並べてみると、写真により、カラーが違って見える
ところもあるかもしれませんが、
この二つの違いは、小さめの桜のほうの色ですね。

左は、落ち着いた感じの青と鼠色の混ざったようなパステル調、
右は、サーモンピンクという感じのパステル調。

オフホワイトの地に本当に可愛らしく映えています。

左の振袖用袋帯はこちらから♪

右の振袖用袋帯はこちらから♪

他の色も、桜の縁取りとして控えめですが、美しく入っているので、
コーデュネートの腕はみせどころっていう感じになりそうですね。

本当にステキな帯を見ていると、
着物や小物や、
そして、来年二十歳の成人式を迎えるお嬢様の
姿が、ほんのり見えてくるようで、
本当にわくわくします♪

それではまた明日。

どれを紹介しようかと考えるだけでもわくわくのchikanoさん
でありました(笑)

ありがとうございます!

2005年11月28日

豪華な振袖用袋帯

こんにちは!
chikanoです。

今日までかかって、振袖用袋帯をアップすることができました!
(ぱちぱち^^)
そして、Yさんのトップぺージデザインはやっぱりとってもステキ♪
またいろいろと教えてくださ〜い (^^)v

ということで、今週も張り切っていきま〜っす!

今日からは、その豪華な振袖用袋帯を、
ゆっくりとご紹介していきますね。
いろいろと感動しながら、撮影したり、
コメントを考えたりする日々でしたが、
思い出したことなど、付け加えながら、いきますネ♪
“ギャラクシー銀河”というシリーズです。

<本日の名ショット^^>


本当に銀河、っていう感じですよね!
この流れるようなデザインは、
今回のテーマのように、どの帯にも共通したイメージなのですが、
それぞれに、違った印象を与える仕上がりになっていて、
本当に和装のデザインって奥が深いな〜と思いました。

それでは、黒字に鮮やかな、宇宙の花を、
どうぞお楽しみください(ナンテネ)♪

今日ご紹介した「着物問屋」さんの振袖用袋帯はこちらです♪

これだけは、後二本あるのですが、
そのほかは、一本ずつの限定品です。
どうぞ、お見逃しなく♪

それではまた明日〜

いつもありがとうございます!

2005年11月27日

大島紬〜マルキのほかに〜

こんにちは!
一昨日、マルキについて、ちょっと調べてみたのですが、
マルキのほかにも、経糸と緯糸のそれぞれの、
絣糸と地糸の割合みたいのところも、
精密さの度合い(=手間の度合い)と、
かかわりがあるということで、
今日は少しそのお話をしながら、
最後に、今回私の一番のお気に入りとなった一枚をご紹介しますね。

<本日の名ショット^^>

一般的に、マルキの数が多くなればなるほど、絣糸は多くなって、
手間も掛かると思っていたのですが、その他に、織り方の配列によっても、
変ってくるみたいなのです。

絣には、片ス式(かたすしき)、一元式(ひともとしき)、割り込み式
(わりこみしき)とあり、

カタス式は、近くで見るとT字型のものがみえて、
この場合の絣糸(模様のある糸)と地糸(無地の糸)の配列方法は、
絣糸1本、地糸3本、これがずっと続くのだそうです。
1、3、1、3、・・・これが経糸(たていと)の配列です。
緯糸(よこいと)は、絣糸2、地糸2の2、2、2、2、・・・の配列で織られる、
ということで、本来の十字になるべき絣が、地糸三本のために、
隠れてしまい、表では逆さTの字になり、裏では正Tの字になるのですって。

ここで、マルキの数との関係をみてみると、

5マルキ カタス式 絣糸1、地糸4、 のくりかえし
7マルキ カタス式 絣糸1、地糸3、 のくりかえし
9マルキ カタス式 絣糸1、地糸2、 のくりかえし


では、一元式となると、配列の割合はどうなるのでしょうか。
5マルキ 一元式 絣糸2、地糸3、 のくりかえし
7マルキ 一元式 絣糸2、地糸2、 のくりかえし
9マルキ 一元式 絣糸2、地糸1、 のくりかえし
絣糸の割合が大きくなればなるほど、緻密な模様を織り出せる、
(それはやはり手間が掛かるということと=なんですが)ということですね。

でも、配列の割合が違うということは、模様を表現する手段が違うということも
言えるかもしれませんね。

カタス式のほうは、絣の集合したものが面そのものになって絵模様を表す
のに、優れている。
一元式は、その絣の一粒一粒が模様そのものになるということ。
だからたとえば、一粒でも違ったり、こわれたりすると、模様がおかしくなって
一目でわかるそうなんです。
それで、産地では「ウソのない」織物と呼まれているそうです。

そのウソのない織物の頂点に、割り込み式、というのがあって

その絣糸の配列は、
9マルキ  割込式 経糸(たていと)が、 絣糸2、地糸1、絣糸1、地糸2、
と、かなり複雑なんですね!
さらにそこに緯糸(よこいと)でも、絣糸がからんでくるのですから、
本当に頭が痛くなってきそうです。
細かい十字の絣模様は、こうしてできていくのですね。

そして、こういう複雑な配列をすることによって、複雑な絣それ自体で
模様が作り出せるというのですから、まさしく、織り難もすぐにわかってしまう、
「ウソのない」織物、ということなんです。

ほんとうにすごい!

・・・とそれでは、最後は
今日ご紹介した大島紬を詳しくご覧下さいね♪

(これは、7マルキ。カタス式かな)

この柄は、仕立てると粋な縞の着物という印象になるんじゃないかな〜
さらに、ちょっとデザイン化された、可愛らしい模様が入っていて、
ほんのり色もついていて、本当に女性らしいステキな一枚だと思います♪

さてさて、それでは、
来週からは、草履バッグセットや、振袖用の豪華な帯など、
ちょっと晴れやかにいってみようかな^^。

また明日!
ありがとうございます!

2005年11月26日

大島紬〜地入れ(湯通し)〜

こんにちは!
大島紬のページを作りながら、
地入れ・・・?ってなんだろう?
と思っていた私。
今日は、調べてみました。

ア、その前に、
今日ご紹介する大島紬は
こんな感じです。

<本日の名ショット^^>←最近、照れ(^^)がハイッテマス(笑)


地入れ(じいれ)とは、湯通し(ゆどおし)ともいうそうですが、
大量のお湯を使って、織物の糊気を落とすことをいいます。
泥大島の場合は、糊落としといっしょに、余分な泥を落とすという目的も
あるのだそうです。

湯通しで調べていたら、ゆのし(湯熨斗?湯熨?)、という言葉もあって、
あれれ、と思ったので、ちょっと違いについても、簡単にですが、調べてみました。

湯通し(ゆどおし)は、先ほどかいたようなことなのですが、
湯熨(ゆのし)は、「湯」という言葉を使っていますが、お湯は使わずに、
水蒸気を布にあてて、縦方向と横方向に引っ張って、生地の巾を整える工程を
いうのだそうです。
生地を整える、という感じでしょうか。

そういうわけで、
今日ご紹介した大島紬の詳細をお伝えして、終わりにしますね。
女性らしい優しい柄で、私はとても気に入っています♪

着物って、いろいろと手間は掛かるけれど、
だからこそ、いろんな方の思いもこめられ、味わいのあるものに
なっているのですね・・・。

それではまた明日!

ありがとうございます!

2005年11月25日

大島紬〜マルキって?〜

こんにちは!
大島紬のご紹介も、
あと3日ほどになりますが、
ここで、私が最初に聞いたときに??
と思った言葉について、
あらためて調べてみますね。

それは、マルキ です。

まずはこちらをご覧ください。

<本日の名ショット^^>


そして、詳細はこちらからご覧下さいね。

着物問屋さんの大島紬♪

大島らしい柄ですね。
とても女性らしい柔らかい感じで、
エキゾチックな帯もよく似合いそうです。

さて、マルキの話なのですが、

まずその前に、算(よみ)について
算(よみ)とは、経糸(たていと)の密度の単位です。
80本が1算で、13算、15.5算(じゅうごはん)が主ですが、
特殊品としては、18算の製品もあるそうです。(いわゆる「12マルキ」のことらしいです)
15.5算の場合は、筬幅(おさはば)約40cmの間に、
1240本(80本×15.5)の経糸が掛かっていくことになります。
経糸の密度が高くなれば、緯糸(よこいと)の打ち込み密度も高くなります。

また1cm四方で考えて、1算は、二本の糸という意味とのこと、という説明もありました。
13算なら26本の経糸、15.5算なら31本の経糸がそこに使われているのだそうです。

    ※筬(おさ)というのは、これを手前に引くことで、左右に通した緯糸を、
     経糸にしっかりと織り込ませる、はたおり機の一部で、
     筬の櫛の目状のすきまに、経糸が通され、織り幅が決まる、ということです。

そして、マルキについてなのですが、
基本的にマルキは、経糸(たていと)総数(1240本)に占める、
絣糸(かすりいと)が何本使用されているかの割合を表す単位なのです。
(絣糸は、模様を出すために、染めないところを作ってある糸のことで、
泥大島の場合は、くくる代わりに仮織りして締めて、それから染める、
ということでしたネ)

1マルキは、絣糸80本です。

9マルキ(正確には9.6マルキ)・・・9.6×80本=768本(の経絣糸)
7マルキ(正確には7.2マルキ)・・・7.2×80本=576本(の経絣糸)
5マルキ(正確には5.8マルキ)・・・5.8×80本=464本(の経絣糸)

のように分類されます。

経絣糸(たてかすりいと)の本数が多いほど、経(たて)と緯(よこ)の絣合わせが
難しく、精巧な絣となり、高級品となるのです。

それでは今日はこのへんで・・・

また少しずついろいろなことを調べて、
すこしずつ着物の知識も得ながら、
着物生活へと、近づきたいな~と思っています。

ありがとうございます!

2005年11月24日

大島紬〜亀甲柄〜

こんにちは!
今日は、大島紬の代表的な柄のひとつ、
亀甲柄、についてのお話をします。

今回撮影した中にもあったので、
まずはご紹介しますね。

<本日の名ショット>


亀甲文様は、おめでたい柄ということですが、
そのいわれについて、調べてみました。

         〜きもの帯・くみあわせ辞典より〜

大島紬の代表的な柄として、亀甲絣がありますが、
それがどのようにしてうまれたのか、ご存知ですか。
これは、奄美大島の織り子さんの間で語り継がれている話ですが、
亀甲絣は、白蛇のウロコを表そうとしたものだそうです。
大島の絣を考えていた織り子さんが、ある雨上がりの日、外に出てみると、
大きな白蛇が木にぐるぐると巻きついていました。
それをみた織り子さんに、神の啓示を受けたように、あるひらめきが
うまれました。
「この白蛇のウロコを柄にしてみよう」
それが、亀甲の元になったといいます。
昔から白蛇は家を守り、繁栄させる守り神であるとされてきました。
亀甲にはそんな想いが込められているのです。

それでは、今日ご紹介した大島紬の詳細をご覧ください♪

模様にもいろいろないわれがあるのですね。
また調べてみると面白そうです。

それでは今日はこの辺で。

ありがとうございます!

2005年11月23日

縞模様の奄美大島紬

こんにちは!
今日もいいお天気です。
勤労感謝の日ですが、私はしこしこと
パソコンに向かってます。
家の用事も含めると、
本当に勤労しづづけているなあ、と
自分に向かって、拍手喝采♪しています(笑)

でも楽しいから、幸せですね!

ということで、
昨日ちょっと話題になった“縞”模様の大島紬を
今日はご紹介します。

<本日の名ショット^^>


独特の緻密な模様は、
明治後期に、締機(しめばた)が開発され、
言ってみると、手くくりの機械化という画期的な技術革新で、
従来のものを超えるくらいになったということです。

糸に糊付けし、図案どおりに締機で糸を括っていくのですが、
普通の高機よりもずっと大きな締機の仕事は、
やはり男性の手によるのだそうです。

締機により締められた絣糸は、絣筵という状態になるのですが、
まずこれの糊を抜いてから染めの作業に入るそうです。

そして、以前にもご紹介したように、
泥染めとよばれる工程をくりかえして、
柔らかくこなれた地合いの織りとなる。

そして、染められた糸を織るのは、多くの場合、女性の仕事で、
細かい絣を正確に合わせるのは、機械では不可能なので、
すべて手織りだということなのです。
しかも、7cm織っては、目を凝らして、
針を使って、経糸(たていと)のズレをなおしながら織り上げていくという
本当に神経を使う技なのですね。
器用に針を使うたびに絣模様がくっきりと浮かびあがる様子は、
さながら魔法のようだといわれます。

こうして出来上がる大島紬。

こちらからゆっくりとご覧下さい♪

ラベルのところをみると、
これは、地球印ですね。
地球印は、本場奄美大島紬。
旗印は、鹿児島で作られている、大島紬。

戦後、鹿児島において、奄美出身者を中心に紬生産が再開され、
従来奄美大島で用いられていた「本場大島紬」の商標を登録したそうです。
当時奄美諸島は、米軍の施政権下にあったため、
復帰後、「本場奄美大島紬」という商標をあらたに登録。
現在、奄美諸島で生産されたものには「本場奄美大島紬」の商標が
つけられているということです。

それでは、また明日!
今日はたくさんお勉強しました。

ありがとうございます!

2005年11月22日

大島紬〜縞と格子〜

こんにちは!
今日はとってもみずみずしくておいしい大根で
おなべができたので、
何だかほんわりぬくもってます。

Oさんありがとうございました♪
(うちわネタでスミマセン(笑))

今年はいつもより寒い気がするのは
私だけでしょうか。
もうしもやけができちゃって、
今日からは、つま先カイロを使っています〜

なんかちょっと情けないぞ〜
元気出していってみよ〜

ということで、
今日ご紹介する大島紬は、
縞模様と格子模様の両方の良さをがある
一枚です。

<本日の名ショット^^>


そう、こんなに近くで見ると、
細かい幾何模様なんです。
本当に驚くほど精巧な・・・。

そして、その組み合わせで、
格子模様ができていき、
さらには縞模様のような粋な感じもでています。
(う〜ん、でもやっぱりこれは格子かな)


「着物問屋」さんの大島紬のページ

で、さらに詳しく見てくださいね。

縞と格子が着こなせたら、
まさしく“着物通”なのだそうです。

いかがですか?
冬も暖かいという大島紬。
お正月もちょっとすぎて、
仲良しのお友達とのおしゃべりタイムがうまれる頃に。

御仕立て期間は1ヶ月半くらいだそうです。

御仕立てか〜、ちょっとよくわからないし〜、
と、もしそんな気持ちがわいていたとしたら、
まずはメールかお電話で、お気軽にお尋ねくださいませっ♪

ちょっと後はご予算の問題ね、
というだけの貴女なら、
やっぱりおねだりでしょうかあ(笑)

どちらにしても、
コミでこのお値段とは、やはりオドロキです。
皆様のための、着物問屋さんですよ^^

それでは、今日はこのへんで。

ありがとうございます!

2005年11月21日

喪服用草履とバッグ

こんにちは。
とってもお天気のよい月曜日でしたが、
朝、とても悲しい出来事がありました。

大好きだった保育園の先生の
訃報が貼り出されていたのです。

子供たちには、
どれくらいわかっているのか、
相変わらずのにぎやかな保育園のざわめきが、
とても遠くで聞こえるような気がしました。

保育園との関わりも、
もう十年を超え、
お友達がなくなったり、
先生がなくなったり、

こんなこともあるなんて、
本当に辛いです。

今、自分は、
一日一日を大切に生きているか、、、
って、

何だか忙しさに追われるばかりで、
子供たちにも文句ばっかり言っているような
自分がいたりして、
そんな問いかけを、
長いこと忘れていたかもしれないと
ふと振り返る気持ちになりました。

ちょっと沈んだ気持ちの
今日は、少し前に撮影した
喪服用の小物をご紹介しておくことにします。

<本日のショット>


今日は少しだけ、
不祝儀の装いについて
お勉強してみました。

<喪の装い>

 正装、準礼装、略礼装と三種類に分かれます。

 正装・・・黒羽二重か黒縮緬に五つ紋を染め抜いたもので、
      帯は黒の繻子(しゅす)地や紋意匠織りの袋帯か
      名古屋帯をあわせます。
      帯揚げ、帯締め、バッグ、草履などの小物も黒で統一。
    これは主に葬儀の装いになります。

 準礼装・・・黒喪服に色喪帯か、色喪服に黒喪帯。
    告別式だけに参列する場合や、通夜法事に招かれた時などに用います。
    黒喪服の正装ではちょっと大げさかなと思うとき、帯だけを替えると
    落ち着くでしょう。
    
 略礼装・・・無地や無地感覚の着物に、喪の帯を締めます。
    故人とあまり親しくない方で、自宅で行われる通夜や告別式の
    お手伝い、法事などに参列する場合には、略礼装が落ち着きます。


<喪の髪型と髪飾り>

 喪は突然のことですから、自分でできる髪型を覚えておくと役立ちます。
 長い髪なら、後ろで上下二つに分け、下の束を結び、内側へ
 ねじこんでピンで押さえ、上の束をその上からぐるりと巻いて、
 ピンをうちます。
 
 肩ぐらいの長さなら、両側をひとつかみずつ残して、残りを束ね、
 ピン打ちしてから両側に取った毛を合わせます。

 喪の髪型は、清潔感が第一。
 髪飾りも真珠や翡翠(ひすい)などの控えめなものを。


             参考引用文献は「きものTPO」(世界文化社)他です


それでは、最後に、喪服小物などに関するページをご紹介して、
本日は終わりにします。

喪服・喪服小物

先生のご冥福を心からお祈りいたします。

2005年11月20日

大島紬と長襦袢

こんにちは!
すっかり寒くなって、
足が冷たくなったりすると、
北海道のほうが、冬はかえってあったかかったな、
と思い出す今日この頃。
(私の子ども時代の思い出は北海道に^^)

暖房がしっかりしているので、
家の中は、絶対雪国のほうが暖かいんですよね。

ぁ〜、早く、春が来ないかな。(笑)

なんていってる場合じゃなくて、
この冬をどうあたたかく過ごそうかを
考えてみましょう!

即効であったかくなりたい方は、
こちらをご覧下さい(笑)
レッキスケープ
ショール(毛はレッキス、カシミア100%!!)
です♪
    ↑
また出た!って感じですけれど、(笑)
本当にあったかいですよ。
しかも軽いし、意外と荷物にはならないんですね。
クリスマスプレゼントにも、ぴったり!

とうことで、
今日の本題に入りましょう。

ご紹介するのは、今回私が一番気に入ったものです。
う〜ん、感動した、という感じでしょうか(笑)

<本日の名ショット>


この、ランダムな感じのなかに、
規則正しさがあって、
幾何学模様も、花柄がはいることで、
とてもやわらかい、ヒューマンな感じになっている。

ガラスのかけらかとも思えるような三角形の
連なっていく模様は
どこかモダンな感じもあって、
とても気に入ってしまいました。

本日ご紹介した大島紬の詳細はこちらです♪

それで今日お伝えしたかったことは、
紬は、長襦袢の色と柄を、うまく見せることで、
ものすごくステキになる、ということです。

とても渋い色合いなので、
柄が、袖口と振りにしかこない、飛び絞りの長襦袢などは
まさに、紬にはぴったりで、
帯あわせもそこを意識すると、
また一段と幅が広がるようですね。

そして、長襦袢と着物の寸法がぴったり合うと、
着くずれもしにくいのだそうです。

そして、袖口や、振り、身八つ口のところは、
意外と視線を集めているところでもあるそうなんです。

ここを効果的に装うことで、
着物姿をより魅力的にみせることができそうですね!

今回ご紹介している大島紬は、
お仕立て代も込みになっています。
お襦袢にぴったりと合い、
チラリズム効果も最高に出せる寸法に仕立てることができます。
また八掛もコミです。
お襦袢と同系色にするなど、
いろいろとご相談に乗ることもできる、着物問屋さんです。

是非この機会に、
アナタだけの大島紬を手にしていただけたら、
これからの着物生活も、
ぐっと楽しくなるのではないでしょうか。。。^^

私もこれからいろいろと勉強することと、
着物生活のできる、
環境を整えることが、必要なんですけどね、、、
いろいろな意味で!

なので、今は夢見ている状態ですが、
本当に、お客様のためにある、着物やさんだな・・・
と思います、「着物問屋」さんって。

気になることがあれば、
お気軽にお問い合わせくださいね!

それでは、また明日!

ありがとうございます!


2005年11月19日

大島紬〜菊の模様〜

今日はとってもいいお天気!
保育園の行事で、
岡崎のグラウンドまでいってきました。

風が強い日でしたが、
空が高くて、
もうだいぶ紅葉しているんだな〜
と、やっぱり爽やかな気分になりました。

自然は本当に大切ですね。
どんな時代も、やっぱり
自然は人を癒してくれる気がします。

ということで、
今日は菊の模様の大島紬をご紹介します。

<本日の名ショット>

わりと大きく描かれている菊なのですが、
濃淡が微妙に表現されていて、
とっても奥行きが感じられます。

そしてこの大島独特の渋さが、
本当に手で作られたという
息遣いのようなものさえ感じさせてくれるようです。

菊の模様の大島紬はこちらです♪

確か、こんな最中(もなか)があったよな〜
なんて、ふと思って
お茶が飲みたくなったchikanoさんでありました。

さ、お湯わかそ♪

ということで、また明日お会いしましょう〜

ありがとうございます!

2005年11月18日

大島紬〜寒い季節に〜

本当に寒くなってきました。
今日もこの冬一番ですか。
これからは、毎日一番一番と
記録が更新されていくんですね〜
私にとっては、
あまりうれしくない記録更新ですけどネ(笑)

さて今日は、
ほのぼのとしていて、
心まで温まるような柄の大島紬を
ご紹介しますね。

即効であったかくなりたい方は、
こちらをご覧下さい(笑)
レッキスケープ
ショール(毛はレッキス、カシミア100%!!)
です♪

おっと、それでは、こちらをお忘れなく。
旦那さまにおねだりしちゃうとか、
いかがでしょう?(笑)
お仕立て代一式コミですよ!
(このフレーズ、しばらく使わせていただきます(笑))

<本日の名ショット>


このお花のデザイン。
なんともあたたかいイメージですよね。
これは、椿でしょうか。
さざんかとか、
やっぱり寒い季節の花を、
あったか〜く表現しているのかな〜
と感じる私です。

大きく、描いてあるので、
着物に仕立てあがったら、
また本当にステキだろうなぁ、と思います。

大島の生地は、どちらが裏で表で、という
はっきりしたものはないようなのです。
ただ、織っていくうちに、自然と
どちらが表がよいか、というのは出てくるそうです。
折りながらのこすれとか、いろいろで。

ですから、あの品質表示のシールが貼ってあるから表、
とは、かぎらないので、
仕立てるときによく確かめましょう、ということでした。

それでは、ごゆっくりとご覧下さい。
今日ご紹介した大島紬はこちらです♪

ぁ〜、手が冷たい季節ですね〜
皆様どうか、お元気で!

また明日おあいしましょう^^

ありがとうございます!

2005年11月17日

大島紬〜色の味わい〜

こんにちは!
何かとあわただしくなってくるのは、
やっぱり、11月も半ばを過ぎて、
いよいよ今年もあと一ヶ月か〜
なんて気分になるからでしょうか。

皆様は、いかがお過ごしですか?

今月は大島紬特集ということで、
着ると実はとってもあたたかいという
この女性の憧れ着物を
引き続きご紹介しますね。

即効であったかくなりたい方は、
こちらをご覧下さい(笑)
レッキスケープ
ショール(毛はレッキス、カシミア100%!!)
です♪

おっと、それでは、こちらをお忘れなく。
旦那さまにおねだりしちゃうとか、
いかがでしょう?(笑)
お仕立て代一式コミですよ!

<本日の名ショット>


本当に深みのある、渋いこの色合い。
とっても大人の雰囲気を感じさせますね。

本当に近くで見なければわからないくらいの
色の付き方なのですが、
これもあらかじめ、きちんと図案化されて、
その位置に来る様に糸を染めて、
ずれないようにこまめに整えて、
そして、出来上がるのですから、
本当にすごいですよね・・・。

今日ご紹介した大島紬の詳細はこちらです♪

是非おねだりしてみてください♪(笑)

それでは、また明日!

ありがとうございます!

2005年11月16日

大島紬〜草木模様〜

こんにちは!
すっかり風が冷たくなって、
あ〜冬が来るんだな〜と、
ちょっとつらかったりする今日この頃。

朝一番で、なんと!
大島紬のページが、
ぬけぬけだったとわかり(笑)
大急ぎでアップしなおしました。
ご指摘いただき、ありがとうございました!

ということで、
今日は、ちょっと気分も優しくなるような、
女性らしい一枚をご紹介します。

<本日の名ショット>

いかがですか?

なんとも素朴で、
それでいて、凛とした強さも感じさせる、
大地の優しさみたいなにおいがしてきそうな
ステキな大島だと思う私です。

詳しくはこちらもみてくださいね!

それでは、
ポカも多い私ではありますが、
今後ともどーぞ、よろしくお願いしますっっ♪

今日はちょっと短めですが、この辺で。

そろそろ何か
あったか〜い物が欲しくなりますね〜〜
ホントにいろんな意味であったかいもの♪
(笑)

ではまた明日!

ありがとうございます!

2005年11月15日

大島紬〜古典柄〜

こんにちは!
だんだん寒くなってきて、
どうしても身体が縮こまってきます。
いかんいかん。
背筋をのばそう!

そしてふと思ったんです。
着物を着ると、自然と背筋が伸びそうだ!
しかも腰にもいいかも!
(コルセットという感じ)

確かに、みんな、本当にステキに写ってますよね。

きっと心まで凛とするのだろうなぁ・・・。

この一枚は、とても女性らしく、
純和風の感じの帯をあわせても、
ものすごく落ち着いた感じになるなあ・・・
と初心者ながら、ため息をついたものです。

<本日の名ショット>


大島紬は、
渋い独特の色合いと、
幾何学模様のような、規則正しい柄が多いので、
合わせる帯は、
ちょっとエキゾチックな香りのするものが
よく選ばれるようですね。

今回はちょっと入っては来なかったのですが、
細かい模様の男性用の柄を、
女性が着こなすのも流行っているとか。

そういう時は、
インド風の模様のはいったものを
気軽に文庫風に結ぶのも、さりげなくステキ。
(という記事をみつけました(笑))

というところですが、
もしかすると、
今日ご紹介した大島も、
秋らしい枯葉や紅葉の明るい黄〜赤色系の
大柄の模様の帯などが
けっこう合ったりするのかな・・・
(と、ふと思いました)

秋ですね・・・。
おしゃれにもいい季節です。

私もだんだんおしゃれな人になりたいです。
(意味深?(笑))

それでは、また明日。

ありがとうございます!

2005年11月14日

大島紬を近くで見て

こんにちは!
今日からまた一週間の始まりですね。

今週も大島紬の魅力について
語って(調べて、ですね)みたいと思います。

今は反物の状態ですが、
これが着物になったら、すてきだろうな〜
と本当に思います。

まずはこのお花の模様をみてください。

<本日の名ショット>


一つの模様を近くで見たショットですが、
細かに織り分けられてるのに
本当に驚きました。

この模様の部分、
大島の色合いも、
うまく出せたショットです。
つややかで、渋いっ!

そして、着るほどに、
洗うたびに、色合いが落ち着いて、
泥染めの本当の深い茶色の風合いに
なっていくのだそうです。

今日ご紹介した大島紬はこちらです♪

「着物問屋」さんのトップページ
にも
いよいよ登場♪
(相変わらず、ほれぼれするデザイン〜
Yさんステキ\(●^∇^●)/)

どうぞ
ごゆっくりご覧下さいね♪

それでは、
また明日。

ありがとうございます!

2005年11月13日

大島紬のデザイン柄

こんにちは!
お元気ですか?

今日は、いいお天気♪

今日予定された方は、本当に良かったですね、
七五三。

もうそろそろ、注文もないのかな〜と
思っていたら、
毎年、七五三を過ぎてもチラホラあって、

尋ねると
「来年の準備」
ということだったそうです。

なるほど!
いろいろと準備をしながらも楽しめるのが、
(そう、着る日だけじゃなくてね)
着物のいいところですね!
また一つ発見しました。

大島紬も、
明日着るために部屋にかかっている、、、
なんていう感じになれたら、
着物生活してる人と呼ばれるんだろうな♪

今日は、私が勝手に(笑)
【波デザイン】と名づけた一枚をご紹介しますね。

<本日の名ショット>


白や黒を写真で取るのは、
実は結構むずかしくて、
私ももっと勉強しなければならないのですが、

この大島の地色は、
真っ黒です。
模様のところは、あの大島独特の色ですね。
光沢のある少し土色がかった白です。

大海原の波のイメージがわきました。

島の風に吹かれている
この大島紬の姿が、
目に浮かぶような気がしました。

今日ご紹介した一枚の詳細はこちらです♪

黒、本当に素敵ですね。
どんな帯でも、合わせることができるので、
重宝しそうですね。

それでは、また明日!

ありがとうございます!

2005年11月12日

大島紬の緻密な模様

こんにちは!

大島紬に魅了されっぱなしのchikanoです(笑)
今回全部で20反の大島を
撮影させていただいたのですが、

本当に緻密に丁寧に、そして、精巧に
織られているのにびっくりしました。

柄はまず、絣の設計図を方眼紙に細かく書き込んでいくそうです。

そして、糸の染め方と、しっかりと織りこんでいくのが、
柄の決め手。

根気の要る、細かい作業ですよね・・・。

数センチ織っては、柄を整える。
そうやって出来上がる生地は、
本当にきっちりと、素敵な柄を浮かび上がらせています。

<本日の名ショット>


大島紬は染め始めるまでにも
たくさんの工程があるんですね。

初めに糊張りと言って、
これは、絣糸を作る前に、糸に布海苔(ふのり)
をつけて整える作業もあるそうです。

絣くくりをするために、まず経(たて)糸は木綿の
「筵(むしろ)」と言うものをを織るそうです。
これも力の要る作業で、男性の仕事とされているとか。

本当にしっかりとした生地が、
緻密な模様を描き出すためには、
いろいろな知恵が受け継がれているのですね。

今日ご紹介した大島紬はこちらです♪

近くでみる美しさと、また遠目の美しさと、
大島紬の柄は、本当に奥が深いなあと思います。

それでは、また明日!

ありがとうございます!

2005年11月11日

大島紬〜泥染め〜

こんにちは!

今日は泥染めについて、
少し詳しく書いてある記事をみつけましたので、
後に抜粋させていただきます。

本当にもう、気の遠くなるような
作業・・・。

だけど、よく考えてみると、
世の中って、気の遠くなるような作業が
いろいろなところで繰り返されて、
成り立っている部分って、ありますよね。

私的には、
サイト制作も、本当に気の遠くなるようなものだと
感じることがありますが、
いざ、没頭してしまうと、楽しくてしょうがないんですネ。

奄美大島の人たちも、
きっとそれを楽しみながら、今日も糸を染め、
機を織っていることでしょう。

着物になって、
誰かに着てもらう日を楽しみに。

どこかで誰かに喜んでもらうために
汗を流すって、

人間ってすばらしいなあ、と思う瞬間ですね^^

誇りに思えるものがあると、
人は強くなれるのかなぁ・・・。

<本日の名ショット>


図書館で見つけた、
4年ほど前の着物の雑誌の特集記事より、
泥染めについて。

『・・・(前略)・・・
 だが、大島を、大島たらしめているのは、何と言っても「泥染め」。
 これもまた男の力仕事と聞いた。まず、テーチ木(車輪梅)を煮出した液に
糸を浸し、繰り返し繰り返し、三十回ちかくもみこむ。そして乾燥。それから、
泥田に入って、泥を入れる。また乾かす。この作業を四回繰り返す。つまり
都合百回は染める。そのときどきで、染まり具合は違う。色を求めて
染めすぎると、糸が太って織子さんが織りにくい。性急に濃くしようとすると、
堅牢度が弱まる。ゆっくり。じっくり。長年の経験と勘がモノをいう。
 泥田の中には無数の微生物がいる。大島の微妙な色と艶は、
この微生物によるものらしい。微生物はたいそう繊細である。
「泥を移しては、ダメ」「泥田に屋根をつけても、ダメ」ことに
「山がそばにいないと、ダメ」なのだそうだ。
 山からは「山汁が出てくる」という。美しい島の精気を、いっぱいに
吸い込んだ山汁である。その山汁こそが、大島紬のイノチナのかも知れない。
 ・・・(後略)・・・。』

着込むほどに艶のある泥染めの色合いが出てくるという大島紬。

今日は、こんな粋な幾何模様の大島紬をご紹介しました♪

着物生活をする人にとっては、
一枚ではとても足りない、
本当に個性の出せる着物ですね。

それでは、またあした!

ありがとうございます1

2005年11月10日

大島紬の渋い魅力

こんにちは!

あらためて、
ため息をついたりするchikanoさんです。

どうしてかって、
それはやっぱりステキだからです。

奄美大島の
大自然の中で、はぐくまれた織物。

私も1年弱ほど 島で暮らしたことがあるので、
(奄美ではないのですが)

ほんとに南国の風を思い起こすと、
胸がキュンとなる感じです。

<本日の名ショット>

こんなふうに模様を織るための
糸の準備から、
実際の機を織るという作業まで、

すべて手作業で、
まさにコツコツですよね・・・。

いつか私もまた南の島に行って、
機織修行をしてみたいな〜なんて、
新たな夢を描いてしまう、今日この頃です。
(また言っている)(笑)

今日ご紹介した大島紬は、こちらです♪

あたたかくて、
着るほどに肌になじむといわれる生地は、
私の着物というもののイメージを
また一つ塗り替えた、という感じなのです。

モー、しばらく毎日大島紬のご紹介が
続くと思いますので、
ドーゾお楽しみに!

こういうの、はまってるっていうんですよね〜〜〜(笑)

ありがとうございます!

2005年11月09日

大島紬の幾何模様

引き続き大島紬です。

何だか本格的な冬がやってきそうな気配。

あったかい着物を着て過ごせたら、
幸せだろうな〜と思いつつ。

でも、問屋さんでは、なんと!
もう、新作ゆかたの展示会!

何とすばらしい、この先取り感!!

私のサイト、今度の夏は浴衣でデート!
ももうすぐこちらでもご紹介させていただきますネ!
(もうちょっとコンテンツを充実させて・・・と。)(笑)

それでは、大島紬についてのお勉強もしながら、
またご紹介をしていきましょう^^

<本日の名ショット>


幾何文様というのは、絣の模様を大きく分けたとき、
絵画文様とついになるもので、
点や線から出発し、四角や三角に発展していくようなもの。

いろいろあるので、一口にはいえないのですが、
点と線の交差や、曲線と円の構成、正方形の積み重ねや、
部分的変化、対角線上に延びたりなど、とても多くの図形を
展開しているということです。

本当にいろいろな模様があって、すごいな〜と思います。

すべて手作りなのですから、本当に価値のあるものですよね・・・。

私もいつか、紬を織ってみたいな、なんて、
そんな新しい夢ができました!
夢じゃなくって、目標だな♪(笑)

それでは、ごゆっくりご覧下さい♪

また明日もお楽しみに!

ありがとうございます!

2005年11月08日

大島紬で粋に!

お待たせしました!
大島紬の、本当にしゃり感のある
粋な生地が、
貴女だけのお着物にかわる。

こんなにステキなことってありません♪

私も早く、着物生活に浸りた〜い!

と思いつつ、
今日から一枚一枚ご紹介しますね!

<本日の名ショット>


縞を着こなせるようになったら、
本当に着物通といえるそうですね。

たしかに、
きらびやかなものではないのに、
どうしてこんなに惹かれるのだろう、という感じです。

初めて問屋さんが、反物を持ってこられた日。

私はいつも奥のほうで、パソコンの作業をしているのですが、
FAXの置いてあるその棚の隙間から、
思わずそ〜っとのぞいてしまったのを覚えています。

一目見たとき、
なんともいえず、奥深いものを感じて、
私は魂の部分で、うわ〜、ステキ!
と声を上げたのを覚えています。

そして、そんなに除き見せんと、
ちゃんと見たらいいのに、と
社長さんに笑われたのも覚えています(笑)

今日の一枚は、先日もちらりとショットがある、
縞の模様です。

粋ですよね、縞って。
時代劇でも、なんかかっこいいな!
と思ってみてしまいます。

泥染めのなんともいえない深い味わい。

生地の感じがよく伝わるかな〜と思って、
いろいろなショットを撮ってありますので、
じっくりご検討くださいね。

おしゃれ着としての最高峰といわれる
本場大島紬が、
お仕立て代コミでこの価格とは、
本当に信じられませんっ。

なんとも有難い、このページ

ゆっくりとご覧ください!

それではまた!

ありがとうございます!

2005年11月07日

シルエットが可愛い七五三バッグ

こんにちは!月曜日になりました。
今日も一日、大島紬のページと格闘です。(笑)

でも今日は、また七五三バッグを
ご紹介してみようと思います。

というのも、
やはりまだ探しておられるかたが
けっこうおられるようだからです。

バッグは、ま、いいか、
なんて思っていても、
いざとなると、女の子って、
めちゃめちゃ可愛くしたくなっちゃいませんか?
(って私だけかな、女の子がいないもので、つい^^)

バッグだけ探しているって事はないんでしょうか??

やっぱりこっちのほうがいいかも!
と思われた方は、ぜひどうぞ♪

小物はいろいろと活用もできるので、
楽しいですね♪

<本日の名ショット>


流水に、菊、手まりなど、
古典的な柄は、やっぱり着物にはよく合います。

輝くようなシルバーで、
近くで見て初めてその繊細な柄がわかる、
本当に可愛らしくて、キレイなバッグです。

目に飛び込む赤も、
本当にあざやかで、晴れの日を
明るく演出してくれそうです。

詳しくはこちら!

底にかけての丸いシルエットが、とっても可愛らしいですね♪


それでは、いよいよ明日からは、
本場大島紬をご紹介します。

いろいろとお勉強もしていきますからね〜。
お楽しみに!
(って、けっこう引っ張っちゃいました)

ありがとうございます!

2005年11月06日

金糸が綺麗な七五三バッグ

こんにちは!
今日はカレーばかりをみつめて、
視界がちょっと黄色くなっているので、(笑)

七五三のバッグも、ちょっと金色が入ったものを
ご紹介します。

(カレーの意味がわからない方は、
ちょこっと昨日の記事を読んでみてください(笑))

秋は何かと行事も多くて大変ですが、
ひとつひとつがみんな思い出になっていくのですから、
大切に頑張りたいですね。

人生の節目節目も、大切に。
着物が演出してくれるってこと、
いい国に生まれたな〜
なんて思う今日この頃です。

<本日の名ショット>


ちょっと大げさめに、写真を明るくしてみました。

金糸といっても、ほんのりしているのが、
とても上品な感じのバッグなのです。

これも、どんな着物にでも合わせることができそうで、
ひとつあれば、ちょっても重宝することでしょう。

詳しくは、こちらからどうぞ♪

さてさて、
今日は違った意味でたくさん働いたので(笑)
たまには早く寝ようかな。

なんて、いってみるだけで、
やっぱり遅くまでパソコンに向かってしまいそうな私です。

それでは、また!

ありがとうございます!

2005年11月05日

七五三のバッグ

こんにちは!
今日は土曜日ですが、
小学校では秋祭り。
スライムなどもって帰ってきました。
楽しかったみたいです♪

明日は保育園のバザーで、
お手伝いにも行かなければなりません。
給食室で、うどんカレーの係り。
ひたすら、器に入れて、出す!という感じの一日に
なりそうです。

そんなことはともかく、
今月15日は、火曜日なので、
七五三のお参りも、今度orその次の
土日で、という感じでしょうか。

本当にお天気がよくなるといいですね。

今日はまだまだ間に合う七五三、ということで、
バッグをひとつご紹介します。

<本日の名ショット>

このバッグは、本当に輝く白さと、
少し朱色ががった赤い折り鶴の美しさが
ステキすぎます!

というのも、まだ私もなれていない頃で、
どういうふうにとったらいいのか、
色をうまく出すためには、なんて、
けっこう試行錯誤していて、
この写真では、鮮やかさがもう少しかな・・・
と思ったりもするもので、

ここでアピールしてみました(笑)

七五三にはぴったり!

どんなお着物でも、かわいらしく見えると思います。

少し大人っぽい感じも出せそうで、
長く使っていただけるものになるのでは、
と思っています。

本当に、輝く美しさですっ♪

紹介のページはこちら
です。

まだまだ七五三の準備も間に合いますよ。
着物問屋さんなら、
いいものをスピーディーに準備することができますので、
安心です。

それでは、また!
明日は、給食室、がんばるぞ!(笑)

ありがとうございます!

2005年11月04日

振袖って本当にステキ♪ 9

こんにちは!
今日も大島紬のページを頑張っておりました。

写真もたくさんお見せしたいので、
なかなかはかどっていませんが、
来週にはアップできると思いますので、
本当に楽しみにしていてくださいネ^^

もう涙か出るほど、
お得かもしれません。
問屋さんならでは!!

というところで、
今日は振袖セットご紹介の最終日です。
(今回のシリーズでは、ですね)

古典的な、優雅な、吉祥文様です♪

<本日の名ショット>


着物には、吉祥文様という、おめでたい柄がある、
ということを本で勉強しましたが、

なるほど、道理で、そんな柄が多かったのね〜
と妙に納得してしまいました。

のしめでも、帯でも、
振袖などは特に多かったんですよね、そんな柄が。

具体的には、鶴、亀、扇、松竹梅、
それに、「四君子」といわれる、菊、蘭、竹、梅など。

またところどころにみられる青海波には、
(あの、海の波みたいなのですね)
厄払いの意味もあるそうです。

着物には本当に歴史もあるし、意味も込められているのですね。
どんどん勉強して、皆様にもお伝えしていきたいと思っています。

それでは、
今日ご紹介した振袖はこちらです。

ボディの手先がちょっとだけ見えているのでわかるのですが、
寸法が少しだけ小さめですね。
古典的で、本当に振袖らしい柄だと思います♪

2005年11月03日

振袖って本当にステキ♪ 8

こんにちは!
今日は文化の日で世の中はお休みですが、
皆様はいかがお過ごしですか?

文化の日。

本当に、着物はすばらしい文化だ!
などど、こぶしを振り上げてしまった私でした(笑)

今日ご紹介する振袖セットは、
私がいちばん心惹かれた色合いですね〜。

あーでも、やっぱり順番はつけられないな〜

本当にとてもステキな振袖セットばかりですね!

<本日の名ショット>


本当に着物は、あのさらさらとした感触がなんともいえません。

一枚一枚丁寧に仕上げるのも、
本当に職人の技ですよね。

着物問屋さんのお仕立て担当のOさんは、
今日も、ご指名で注文が入るほど、
腕のいい方です。

私は、七五三の着物の半衿つけの仕方を
おしえていただいたことがあるのですが、
とても丁寧で、よくわかりました。
(あーでも、もう忘れてるかも)

先日は、振袖の長い着物や袖に右往左往状態の私に、
綺麗にたたむコツを教えてくださいました♪。
(ありがとうございました!)

というわけで、
本日ご紹介した振りそでセットはこちらです。

青紫地に、きれいに描かれた牡丹。
そして、帯のと衿もとのピンクがとってもステキです♪

それではまた明日!

ありがとうございます!

2005年11月02日

振袖のコーディネート(ステキ♪6・7)

こんにちは!
今日も頑張って、撮影をしておりましたが、
思いのほか、難航しております(泣)

どうしても拡大画像がうまくとれなくて。

今日も子供に、
おかあさん、手が震えてるよ、って言われちゃいました。
でもそれは、マヨネーズを思いっきり絞っていたので
無理もないかと・・・(笑)

でも本当に手に震えがきているとしたら・・・(ぞ〜っ)

ということはないので、
とにかくリラックスして頑張ります!

それでは今日はまた振袖を。
2つの振袖セットを見てみますね。

<本日の名ショット>


いかがですか?

どちらも格調高く、気品のある振袖です。
色合いもとてもシックでステキです。

ここでみて欲しいのは、
帯揚げと帯締めの色使いなんです。

左側は、反対色でコーディネートし、
とても鮮やかで華やかな感じを出していますね。

右側は、あずき色に紫
をあわせ、同系色で落ち着いた大人らしさを
表現しています。

どちらもなかなかステキです♪

古典的な渋い柄には華やかさを、
そして、バラの花を大きく描いた斬新な柄には落ち着きを。

どちらにしようか、本当に迷ってしまいます。

でもこんなあれこれ探すのは、わくわく楽しいことですね♪

わからないことがあれば、
どんなことでも、お気軽にお尋ね下さい!

(元気な店長さんが、何でも(たぶん(笑))
答えて下さいます♪)

それではまた!

ありがとうございます!

2005年11月01日

大島紬の魅力

こんにちは!
今日から11月ですね。
私は、一年のうちで、11月がいちばん苦手です。

それは感覚的なものなのですが、
どんどん寒くなってくるでしょ。
寒い季節もこの先長いぞ〜、みたいな感じで(笑)

でも今日はちょっと違いました。

今日から大島紬の撮影に入ったのですが、
コレが、本当にステキな織物なのです。

どうやったら、お伝えできるかと、
一日試行錯誤しました。

ちょっとだけ、お見せすると・・・。

<本日の名ショット>


この風合いは、本当になんとも言えませんね・・・!

人の手で一枚一枚丹念に折られているのですから、高価なのもムリはないです。

でも、着物問屋さんなら、本当にうれしいお値段でお届けすることができます!!

頑張ってステキなページをつくりますので、もう少し待っていてくださいね!

今日はちょっとだけお勉強です。

「大島紬は、すでに約350年前には鹿児島県の奄美大島でおられていた紬で、
(そうか〜奄美大島のことなんですね、大島って)
とくに泥染めが特徴です。奄美大島に自生する車輪梅(テーチキ)の幹と根をを細かく刻み、煮出した液で糸染めすると、茶に染まります。
その後、泥に浸し揉み込むと、泥が媒染剤の働きをして、艶やかな黒色に染め上がります。何度もくりかえし、色に深みを出します。
(本当に、シックな深みのある色で、どきどきしちゃいました) 
糸は生糸を使います。
 この茶がかった黒の「泥大島」が、大島の名を全国に広めました。
そのほかに、「白大島」、「藍大島」、「草木染大島」、などがあります。
本場奄美大島の証紙は、地球印で、泥染めの場合は、「本染めの証」という証紙がつきます。
(鹿児島が産地の本場大島紬は日の丸印の証紙)←今日撮ったのはこれでした!
 大島の絣は、手で糸をくくるのではなく、仮織りすることで、くくり作業と同じ効果の出る、織り締めの方法がとられています。
その織物が筵(むしろ)と呼ばれ、そのまま染料につけます。
糸と糸で締められた部分は白く残ります。本場大島紬の絣は縦横絣で平織り。
柄は風景模様や草花、幾何学文様など。
 明治中期以降は手紡ぎの紬糸を用いていましたが、のちに絹糸に代わりました。
機(はた)も居座り機から高機に。柄は総絣、地あき絣、無地があり、絣の大きさを
マルキの単位で表します。マルキの数が多いほど絣は細かくなります。
(細かいほど技術を要するので高価になるそうです。今回のは、7マルキで、通常のものだそうです。)
 鹿児島で織る大島紬も技法は同じです。

さてさて、今日は最後に、Yさんに、
アップ画像を綺麗に撮る秘訣を教えていただいたので、
明日は頑張って、トライしてみますね。

それでは今日はこの辺で!

ありがとうございます!

                  〜参考引用文献「着物の常識」(世界文化社)ほか〜